GMS 2005 3 2

 総合スーパー(GMS)の業績予想が、厳しい数字です。
これは、短期的には、給与所得が増えていないことが原因のひとつかもしれません。
 長期的には、少子化の問題です。
少子化が、総合スーパーを苦しめることになります。
 総合スーパーが対象とする「お客様」は、ファミリーです。
しかし、少子化によって、ファミリーそのものが減少しています。
さらに、独身者の増加も、少し影響するかもしれません。
(独身者は、それほど総合スーパーで買い物をしないでしょう)。
 一方、高齢者は、高齢になればなるほど、
総合スーパーに行かなくなるでしょう。
 反面、かつて若者の店だったコンビニエンスストアに、
高齢者の姿が目立つようになりました。
 こうしてみると、総合スーパーの業績予想が、
「弱含み」になるのは、やむを得ないと思います。
 かつての日本は、みんな中流階級でしたが、
今の日本、所得格差が目立つようになりました。
 こうした状況では、どこに焦点を合わせてよいか、
総合スーパーは、迷うことになるかもしれません。

総合スーパー general merchandise store 2004 10 15
 最近は、ダイエーという総合スーパーの話題で、あふれています。
ダイエーは、総合スーパーから食品スーパーに変わるという話があります。
 日本では、少子高齢化が進行し、ファミリーが減少しますので、
おそらく、総合スーパーは、経営が厳しくなると考えられます。
総合スーパーは、ファミリー向けだと思います。
 それに対し、コンビニエンスストアは、まだまだ有望だと思います。
コンビニエンスストアは、高齢者に適した店舗形式と考えています。
小売業も、少子高齢化という「人口構造の変化」に対応していくべきだと思います。
 個人的には、ダイエーに同情します。
実は、私も、ダイエーと同じような失敗をしてしまったからです。
 このホームページは、一時期、「総合」サイトになっていました。
政治、経済、宗教、教育、文化、科学、コンピューターなど、
多くのテーマを扱っていました。
 これが、失敗の元になったのです。
これだけテーマを広げてしまうと、相当の労力と経費がかかります。
結局、労力と経費を支えきれず、最近は、政治経済と投資のサイトに特化しています。
 もともとの出発点は、株式投資のサイトでした。
それを、いろいろなテーマへと拡張していったのです。
しかし、結果は、ダイエーと同じような結果となりました。
時々、「株式投資のサイト」という専門店のままの方がよかったのではないかと思います。
















































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